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亜州茶亭へようこそ

亜州茶亭へようこそ

台湾2005・・・鉄道事情

さて、3日朝。台北駅にやってきたrinと家人1。ちゃんと指定席券を持っているので、ゆとりのお出かけである。 この台北駅。とにかく馬鹿でかい!内部は中央部分が吹き抜け。堂々とした建築。

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ところで、あれえ?そういえば台北市内って、地上に線路がない!そう、地下鉄だけでなく、この台湾鉄路の線路も、地下にあります。市内を抜けてから地上に出るというわけ。この鉄道路線は、台湾島をぐるりと一周している。鉄道マニアには結構人気があるらしい。台北駅構内に、マニア垂涎、鉄道グッズ屋さんもあって、切符のキーホルダーや列車の模型なんかが売っている。かわいい木造駅舎のようなショップ。身近に鉄道マニアくんがいたらお土産にすると喜ばれそう。
当然ホームは地下。改札は駅員さんが1枚1枚穴をあけてくれる。自動改札じゃないのね。そして日本でいうキオスクとして営業しているのが、ご存知セブンイレブン(統一超商)。ちゃんと「おでん」も売ってます。お味は日本と同じ。

乗車する自強号は、一番グレードの高い特急。全席指定のオールグリーン車、ということだったはずだが・・・。
通路に何人も立ってるじゃん。そうなんだ。前売りは指定席だけだけど、当日、普通の乗車券でも乗れるわけね。だって、新幹線みたいに検札も来ないし。席の持ち主が乗ってくるまでは、座っててもいいわけ。・・・そんなことなら、昨日、あせりまくって1時間遅れの列車にしなくてもよかった。まあ、2時間、立ちっぱなしはなんだけど。

台湾の鉄道は、日本のJRと同じ線路規格だそうで、なんとなく、全体の雰囲気も似ている。写真は、下車駅の豊原。台中(ここは台湾中部の大都市)の一つ手前。日本のちょっと郊外の駅(東海道線や高崎線沿い)という感じ。

豊原駅

現在、JRの技術協力で、新幹線工事が着々と進行中である。10月開業を目指しているそうだ。
次回来るときは、是非乗ってみたい。

ところで、台北市民の足は、といえば、なんといっても地下鉄(MRT)。郊外の都市まで数路線が伸びているので、通勤、通学はこちらの利用者が圧倒的に多い。ちょうど、日比谷線が田園都市線や東武線に乗り入れているようなもの。
対して鉄路のほうは、やはり地方のひとが多いよう。広大な東京首都圏と違って、台北市を少し離れればかなり素朴な風景が広がる台湾。鉄路のお客さんもどことなく素朴な感じ。
この違いが物凄く良くわかったのが、駅周辺の地下街の雰囲気。
台北駅と、地下鉄台北駅は隣接しており、広大な地下街がある。台北駅側の地下街は、なんとなく、ちょっと前の上野駅周辺、という感じ。庶民的な食堂やお土産やがあったりする。
それが、地下鉄側に行くと、がらりと変わる。たとえれば、リニューアルした新宿ルミネ、恵比寿駅アトレ。食堂ではなく、こじゃれたレストラン街に若い女の子ターゲットのブティックが並ぶ。

しかし、どちらの地下街にも共通にべたべた貼られていたもの。それは、超美形の中華系剣士が微笑む新発売のゲームのポスターだった!



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